建国記念の日の講演 所功先生
2月11日の建国記念の日を前にして、恒例の講演会が実施されました。講師は、皇學館大學特別招聘教授でいらっしゃる所功先生。「『令和』の日本に活躍する中高生への期待」という演題で、ご講演いただきました。
私たちが今日ここに生きていることは、有り難いことであり、めったにないことである。このように脈々と命を繋いでこられたのは、親やご先祖の存在があるからであり、ひいては日本が天皇という精神的リーダーのものまとまってきたからこそである。ご先祖様は実在はしないが、いつも心の中にある。それが仏壇や神棚に手を合わせ、挨拶するという行為に繋がっているのである。どうかご先祖様の思いを考え、自らが現在という歴史の1点に存在する歴史的存在であるということを意識して生きていってほしい。とのお話でした。
講演後の感想には、「これからは、生きていることを当たり前と思わず、感謝の気持ちをもって生きていきたい」「建国記念の日は、建国をしのび、国を愛する心を養う日であるという意識をもって、明日を迎えたい」「今まで国を支えてきてくれた人々や天皇の存在を忘れず、前に進みたい」などと書かれており、これから自分たちがどう生きていくかについて、改めて考えた様子が伺えました。
所先生、貴重なご講演、ありがとうございました。